2010年12月12日

紙もん色々と似顔絵切り絵in西荻なずな屋


ふちがみとふなとさんの御縁で仲良くさせてもらってる西荻の古書なずな屋さん。
御好意で、中村座さんの時に作った、一筆戔やぽち袋や年賀状なんかの、
紙モノを置かせてもらいます。(中村座関係のものはありません)
店先では、チャンキーさんの紙切り似顔絵もさせてもらいます。なずな屋ありがた屋。
よかったら是非。
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『引札屋オチャマンテの紙もん色々と似顔絵切り絵
●12月15日~1月15日迄
専属絵師いぬんこ作画の目出たい感じの葉書や一筆箋、千代紙等販売。
●12月21日~27日の晴れた日
紙切り似顔絵師チャンキー松本の
『運を切り拓き難を切り抜ける』珍しい正面似顔切絵。

2010年12月10日

引札屋オチャマンテの年賀状










専属絵師で参加してる、とゆうかワシがやっとる「引札屋オチャマンテ」。「江戸から戦前まで続いた引札に代表される、国産の目出たくてどこかオモロい大衆図案を自分なりに継承していきたい」との夢を抱いてのろのろ活動中。この度ガラックグラフィックさんのご協力の元、試みに年賀状印刷をネットで請けたまわってみることになりました。


とゆうてももう遅過ぎるこの時期で、しかも16日までて…でもまーやってみます。
勇気と寛大さのある好事家様がいらっしゃれば、宜しくお願い致します。
なお、今回はお試しなので今後は料金等変更する場合がございます。

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引札屋オチャマンテ
年賀葉書印刷致します。
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ご注文ごとにデザインする、上質紙に両面カラーの年賀状です。

●注文方法
以下をメールにてご注文下さい。
◯絵柄(い〜り)
◯賀詞(ち〜か)
◯宛名面ご挨拶文(「今年もよろしくお願い致します。」等〜
40文字程度で。なしでも。)
◯宛名面文章(ご住所お名前等


◯ご注文枚数
◯お届け先のご住所お名前

◯その他、デザインやシステムでご意見ご要望等ございましたらお願いします



●ご注文はコチラへメールくださいませ。

●お届けまでの流れ
ご注文→メールにて仕上がり見本のjpg画像をご確認→
お支払い→ご入金確認後、約一週間でお届け。


●期間
2010年12月20日受付締め切り(最終12月28日までに納品)


●料金
イラスト使用料・デザイン料・印刷料・送料込み
100枚 15000円
200枚 18000円
300枚 20000円(以上はお問い合わせ下さい)
※年賀はがきではございません。切手を貼ってご使用ください。
お支払いは 銀行振込でお願いします。(振込手数料はご負担いただきます)

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ご使用に関して
・イラストデザインデータは、年賀状での利用にのみお使いいただけます。再販売することはできません。
・本素材を複製、加工、転載、二次利用、販売および再配布することはできません。
・本データの著作権は引札屋オチャマンテに帰属します。
引札屋オチャマンテ
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2010年12月8日

けもじ夫婦の旅 冬

只今、福山「薔薇と迷宮」と大阪「HEPHALLアルバム展」にて、けもじ写真展示していただいております。
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福山では、名産でもあり、お店の名前でもある薔薇を。いくつかのけもじ書いた後、劇団「マッドサイエンス」さんとの即興芝居で、共演させていただきました。
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大阪では、ほぼ日刊イトイ新聞で千を超える「ふぉと絵」連載されてたイラストレーター福田利行さんと、私達「けもじ夫婦」の三人で「ふぉとけ3」というユニットを組んで「ふぉとけもじ」させてもらいました。

どちらさんでも、たくさんのご来場頂きありがとうございました。
薔薇と迷宮のしほさんも、アルバム展の藤本さんも、信念とメッセージを愛情と行動力で届けてくれる、オモシロ幸せ革命児。尊敬しております。
今年一年、けもじのおかげで、そんな各地のオモロくてあたたかい人達に出逢えてホント感謝しております。

髪様あじがどう(涙)!

2010年11月22日

五軒長屋を終えて

やー、平成中村座、夏祭浪花鑑ものすご面白かったです。ザ☆お江戸エンターティメント。最後の大阪城を背景に駆け抜ける二人の残像がくっきり心に焼き付けられました。
そんな大舞台の再現された江戸空間にて、五軒長屋の職人?としてまた、住まわせてもらいました。さすがに夜は冷え込みましたが、ベテラン職人さん達が、仕事道具のコンロでお餅を焼いてくれたり珈琲入れてくれたり…と、「ここ住んでもよろしい?」と思える程、居心地良過ぎました。
今回ご一緒したのは、長屋に誘っていただいたお世話になりっぱなしの手ぬぐい ふじ屋の川上さんはじめ、70以上の工程を経て人形が生まれるさまを間近でみさせてもらった市松人形師の藤村光環さん 龍馬伝の蒼ゆうちゃんのも作ってるかんざし職人 三浦さん 絹糸で丁寧に意外に面白い柄を縫っていた日本刺繍の中井さんでした。また色々教わったなあ。
それにしても、西荻に戻ってもなんだかまだ時差ボケのような感覚です。数百年単位の…。

2010年11月21日

けもじ夫婦の旅〜2010年完結編

ホームページ更新しようとしたら、FTPがドータラで、できませんで…
とりあえずこちらに。
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旅シリーズ「おおす」ビジネスホテルの朝


ふとしたきっかけからはじまった、けもじ。
それが写真展となり、写真集になり、巡回展となり、
まさかこんなに日本中旅する事になるとは…。
そんな、けもじ(古の京言葉でけったいなの意)夫婦の旅も、
大阪から始って、名古屋や奈良や鎌倉、東京、広島を経て、
再び大阪にて、今年は終わります。


【広島】

広島は福山にて、女主人もお客さんも感度の高い、先鋭的なお店
サロン薔薇と迷宮
11/27(土)~12/11(土)
27日15時〜 チャンキーの似顔絵切り絵カフェ
28日19時〜 けもじショー(前2300円〜 当2500円〜)
引札屋オチャマンテの 紙雑貨(着せ替え・葉書・一筆戔他)販売有り

展示は15-22時 要電話確認 *11/29  12/1.5.8休
福山市東桜町8−2マルイビル一階 (福山駅から徒歩五分)
地図
電話09073778618


【大阪】

今年最後にこんな大舞台で展示させてもらえるとは、有り難屋…。
佐野史郎さん、梅佳代さん、浅田政志さんら、著名な写真家さんに混じって、
け・も・じ…。しかも、「ふぉとけもじ」って??

HEP HALL
ALBUM EXPO OSAKA


そしてなんと、イラストレーター福田利之さんの『フォト絵』とコラボショー。
このめづらしい並び まあまあないので是非。
12/2 20:00~
ふぉとけもじ

12/1(水)~12/12(日)
11:00~19:30
HEP HALL 大阪市北区門田町5−15
地図

2010年11月20日

メモ

時間とは記憶である。
記憶を蘇らせるために形がある。
形を見る中に、時間がある。形とは記憶を蘇らせるため、見た事感じた事そこにいた事を思い出すためにある。植物が伸びていくさま、山が隆起するさま、子が育ち毛が伸びるさまに、記憶がみられる。その時、その時、とゆう幾層にも重なったその根底には、ある一定のルールがある。全てに通じる法則がある。
それが普遍である。

2010年10月26日

クノーチェ原画展

毎年NHK渋谷で開催されている、NHK文化祭2010。その中の「シャキーン!」スタジオにて「クノーチェ原画展」させてもらいます。動画担当の彦すけあさんが、いつも見事に動かしてくださるんですが、その以前の絵を飾らせてもらいます!会場には、クノーチェの放送も流される予定なので、「あ〜あの場面!」と思い出してもらったり、「コレがあんな風に!」と思ってもらえると嬉しいです。あやめちゃんとサキタハヂメさんのライブもあるそうで、もちろん他のNHK番組の体験ブースや、大人もちびっ子も楽しめるコーナーが盛り沢山らしいですよ。お時間ありましたら、是非!どうぞ。



工事現場の足場板で作られた、いい感じの額縁を、ギャラリー月夜と少年さんにおかり致しました。有り難う御座います。

©NHK

2010年10月20日

けもじ♡夫婦in東京


そして、けもじ夫婦の旅はつづきます。
毛はとぐろを巻きながら、痛んだ髪を各地で補修し
東京は学芸大学にやってまいりました。


2010年10月19日(火)〜 2010年10月31日(日)
けもじ写真集「home」発売記念写真展
学芸大学 写真店「モノグラム」
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-19-13 03-3760-5852
東急東横線「学芸大学」東口より徒歩約1分
OPEN:11:00〜20:00(水曜定休)

週末にはチャンキー松本の似顔絵切り絵の実演ショーがあります!
お一人様700円であなたのお顔が切り絵になります。
10/23(土)、24(日)

今回は、新作とチャンキーの文章も添えて、展示しております。
是非覗きにいらしてくださいませ。
モノグラムさんはフィルムカメラやオリジナルカメラグッズが並び
なんだか場所自体が写真の中にあるような
ちょっとせつない気持ちになるすてきなお店です。

2010年10月19日

平成中村座五軒長屋出展in大阪城


昨年の名古屋から二度目の参加をさせてもらうことになった平成中村座。勘三郎さんの「江戸の芝居小屋を再現したい」とゆう想いに応えて浅草の職人さん達を中心にはじまった五軒長屋。恐れ多くも混ぜらせてもらって、私の絵草紙屋とチャンキーの似顔絵切り絵の実演販売しました。
「一筆戔にぽち袋〜役者絵おもちゃ絵など、ございます〜〜。また、大変珍しい正面似顔絵切り絵も記念にいかがですか〜。」。揃えの作務衣着ての夫婦商店。
粋な着物の御方にもちろん大阪おばちゃん軍団、若い女性も多く名古屋でも御会いしたお客さんなどなど…毎回850人ものお客さんが、五軒長屋の前を通り、大阪城を望む西の丸庭園に建てられた巨大な小屋に吸い込まれていきます。
慌ただしい販売タイムを終えお客さんがいなくなると、伸びをしながら職人さん達が店から出てきて一休み。上演中は長屋住人の休憩タイム。今回は、江戸文字橘右之吉さん、向島の足袋屋めうがやの五代目さん、古裂細工の微美さん、陶芸の木下栄司さん、革工芸の小澤さん、祭り絵の船橋いったいさんとご一緒しました。みなさんオモロくて温かい方ばっかりで、その道の技や文化を御聴きしてありがたや。場内には、連日昼夜二回と勘三郎丈の完璧な大阪弁の熱演が流れてきます。「お陰様で商いさせてもろてます…」と手を合わせ、その間にぽち袋を折っては並べ着せ替えを組んでは吊るし…そして幕間になるとまた、お客さんがドッと出てきはって紙を売る。鯛焼き屋やってみたいとゆう夢が実現したかのようでした。今年もまた大変刺激的で勉強になりむさ楽しかった〜。
そして11月公演にも、参加させてもらいます。11月11〜18日。立ち見席やと3000円で歌舞伎体験できまっせ〜見に来はる方は是非覗いて、くらしゃんせ〜。おたのもぉしますぅ〜。(今回の台詞風)

2010年9月12日

けもじ♡夫婦in名古屋


まさか今年こんなに、けもじで旅することになろうとは。
神様仏様は知らずとも、髪様だけは御存知だったのでありましょうか。
ちなみに「けもじ」って京都の御所言葉で、「けったいな」とゆう意味なんだそうです。
けったいな夫婦。まさに。
八月は鎌倉ディモンシュさんでの展示を終え、九月はトリエンナーレで賑わう名古屋にやって参りました。
場所は、以前より一筆戔等を置いてもらっている、大須「モノコト」さんにて、開催中でございます。
9/11(土)~9/26(日)
12:00~21:00 無休

9/26(日)には、大好きなettさんたちとイベントがございます。
「なまけもじショーとEttライブ」
総数100文字以上、1,000枚はあるけもじ写真スライドを見ながらの
トークショーでは、ettと深い関係のある、けもじ発祥の謎と
超絶ギター奏者keiさんによる「けもじのための音楽」が聴けるかも。
もちろん、舞台に布団をひいての謎の「なまけもじショー」と素晴らしいettの演奏も。
開宴7:00 前売り2,200円 当日2,500円
ご予約はTELにて承ります

モノコト
名古屋市中区大須2-18-45仁王門ビル2F
TEL 052-204-0206

ディリービタミンでの連載も続いております!
けもじ夫婦

2010年9月9日

こけし展


面白くてカッチョイイ折り紙デザインユニット、コチャエさんと ギロッポンにありますギャラリー東京バンブーさんの企画、
creator's KOKESHI LOVE 展」 に、参加させてもらいます。
ギャラリー東京バンブー
会期:9月21日(火)~26日(日)
時間:12:00~19:00(土日は~18:00)


春に土湯温泉、秋には鳴子温泉、とゆうこけしの産地?巡りを経て、気付けば今我が家にはこけしちゃんたちがたくさんお越しになりました。たくさんあるこけしも地方や工人さんと呼ばれる職人さんごとに味わいが違います。私は、たこ坊主と呼ばれる子たちがお気に入りです。今回の展示DM、そうそうたる方達の中で真ん中に名前があるのはタマタマで恐縮です。

2010年9月8日

京都と大阪


ちょっと前ですけど、装画のお仕事させてもらったのでアップしておきます。
東京に来てから描く、京都と大阪の本…。

怖いこわい京都 /入江 敦彦さん (新潮文庫)

京都には、嵐山嵯峨の美学校に通った学生時代に住んでました。
御飯の炊き方もようわからんまま初めて親元を離れての四畳半一間、一万二千円。
苺大福売りや着物染色、太秦撮影所で街娘や忍者のエキストラ、嵯峨豆腐や祇園料亭のお運び等々の「京都バイト」をしたり、
西部講堂や京一会館やらでアングラ映画や舞踏やライブを朝まで見たり、ミニコミ雑誌の編集部でお手伝いして漫画を描いたり、パンクな人と付き合ったり…。私にとっての京都は、「いにしえ」や「みやび」ではなく、な〜んもわかってない「芸術」とゆう名の元に「常識」とゆう二文字を忘れた生活を送ったが為に、その後の人生を大きく変えてしまった「こわい」街、だったりします。


正しい大阪人の作り方 /わかぎ ゑふさん(集英社文庫)


先日、京都出身の友人が営む東京の古本屋さんで、初めて御会いしたおじさまに、「いっちゃなんだけど、大阪人ってガメツいし、ガサツで図々しくて俺ぁ嫌いなんだよね〜。京都は大好きなんだけどね〜。」といわれました。もう大人過ぎてナイーブに傷つくとかないんですけども、女で気が弱そうだからか、そんな大阪差別を受ける側に立つことがたま〜にあり、チョット新鮮です。こうして、お国代表気分にさせられたり、愛したり捨てたりして自分のなかに「ふるさと」とゆうものが、形づくられていくのでしょうか。なんか間違った大阪人が作られてまいそうです。

2010年8月3日

クノーチェ特集













画像は(C)NHKシャキーン!


遅なりましたが…今週はNHKシャキーン!で番組内アニメのクノーチェ特集です。二本立て!

「クノーチェ」
話/西田征史さん アニメ/彦すけあさん 音楽/サキタハヂメさん 絵/いぬんこ

クノーチェは、シャキーンの木が「シャキーンの木」になる前のお話。モノを大事にする女の子ルイーズは、丘にある大きな木のことをクノーチェと名付け、宝物を持ってきたり、足元に捨てられたモノたちを磨いたりして毎日そこへ遊びにやってきていた。クノーチェと呼ばれた木も、ルイーズや自分の足元に集まったモノ達が大好きで、そのひとつひとつの思い出を大切にしていた…。

そんな、モノ達がクノーチェの元に来るまでの物語を毎回描いてます。全20話のいまは8話まで放送されました。毎回、彦さんから上がってくるアニメに感動して目が潤んでしまうオバハンです。

夏休み中なので、間のCM風?アニメやエンディングも毎日流れます。
早起きしてラジオ体操したあとに見て下さいね。


最近はよく「シャキーン見てます!こどもが大好きなんです」とゆうてもらえて、本当にいい番組に携われて感謝でいっぱい、嬉しいです。ありがたや。

2010年8月1日

ツヤプリ(バーコ印刷)ポストカード展



グループ展覧会のお知らせです。

8月1日(日)~8月31日(火)
We love レトロ印刷 vol.3
「ツヤプリ(バーコ印刷)ポストカード展」

参加作家

足立真人/石居麻耶/市居みか/イナキヨシコ/いぬんこ
おたぐち/カイ/カキノジン/garakgraphic/現代美術二等兵
こけしマッチ制作所/ゴンザレス三上/サタケシュンスケ
杉山卓朗/田中栄子/玉村ヘビオ/チャルカ/チャンキー松本
寺田順三/中川貴雄/中村晃大/中山恵美/ニシワキタダシ
波多野光/久本直子/makomo/牧野和馬/弓削ナオミ/吉田磨希/wks.

バーコ印刷っていうのは、インクがプクっと膨れるヤツです。
大雑把な説明ですいません。
触るとなかなか楽しいです。
いろんな作家さんの楽しいプクっとしたポストカードがいっぱいです。
玉村ヘビオさんより転載)

オソブランコさんホームページ
http://www.eonet.ne.jp/~osoblanco/

2010年7月27日

チャンキー♡いぬんこのけもじ夫婦

チャンキー♡いぬんこのけもじ夫婦
ネットマガジン デイリービタミンズとゆうサイトで、連載をさせてもらってます。夫チャンキーさんが文章、私が毛文字写真とゆう、二人とも絵と関係ないはじめての連載で、初めての経験♡よかったら見て下さいね。http://dailyvitamin.jp/

2010年7月17日

社会の窓から見たニッポン


 最近「見向きもされず捨てられ消えていく事象を、記録していく」ことによく出会います。
 昨日は都築響一さんの青山ブックセンターでのスライド&トークショーに参りました。日本の田舎で、広大な土地に莫大な資金をかけて出来た妙な西欧村や過剰な楽園。実は高い技術を要する暴走族の爆音リズムやデコバイク走行、トラックアート、見せ物看板絵描き等々、無名な天才がいっぱい…。

「これこそが日本のオリジナリティ」「感動した時に掴まえないと次に出会えるとは限らない」「いい意味で人生をナメている」「本当にスゴいものは、一番バカにされている場所から生まれてくる。」などなど、名言が一杯でした。単なる思い付きや街ネタとして笑って取り上げられて終わるようなものに、世間の評価に左右されない視線とリスペクトと愛…、まさに偉人の偉業。

そんな都築さんの広島現代美術館での展覧会ももうすぐ終了です。大量の写真を見ていると「笑いたければ笑えばいい、でもおまえらには出来ないだろう」という声のない慟哭みたいなのに囲まれてる気がしてなんだか泣けました。今回は、たまたま志ある学芸員さんの熱意で実現したそうで、残念乍ら巡回する予定はいまのところないんだそうです…。そこでの展示グッズとして私が絵かかせてもらったタオルとエコバッグと一筆箋も(写真撮影忘…)観覧のお土産に是非〜。

都築さんは、いつもジェントルで優しいのですが、絵描き引きこもり人生が長いため、緊張して空気の読めない発言しかできず毎回申し訳ない気持ちで一杯。きちがい未満な阿呆はどのように生きるべきなのか聞いてみたいもんです。しかし次こそ、とか思ってるうちはアキマセンな。

2010年7月13日

女が東京に住む理由


 「どうして東京へ住むことに?」とよく訪ねられます。
理由は、色々あるよーな、ないよーな。。。。
あるとすれば「なんとなく」…。
って軽っ!今までのは不安症の為色々無い事考え過ぎて動けなかったので、今年は、「自分の理性や感情が望む事ではなく、自然と手が伸び足が向かう方向に進んでみよう、世間的に見てそれが不幸や不利な過程を経たとしても」と決めたところ、こんなことになった、とゆうのが本当の理由なのです。吹雪饅頭を食べ乍ら西荻の長屋の二階でテレビを見る中年女になった、とゆうことですけども。
 結果、とゆう言葉は遣いませんし、どんなことでもそうですが、良い事も悪い事もあります。今も、きっとこれからも。


※画像は、着物雑誌「七緒」に描かせてもらった絵です

2010年7月12日

マナー&シティ


セックスアンザシティ、素敵ですね。女子高生を目を細めて見るような眩しさがあります。おっさんが。ヒラヒラと華麗なレディ達は、見えているけれど永遠に捕まらない幻の蝶々のようです。

自分は、ファッションにも恋にも興味のない女失格さは自覚しておりましたが、この度おのれの社会人失格加減も痛烈に自覚するに至りました。
こちらに住んで、編集の方や新しく知り合った方達とお食事やらでご一緒させてもらう機会が増えてとても有り難いことです。しかし、どうも最後には、不穏な空気が流れておるような気がしてならないのです。そんな折り、あるレディが、「○○君いい子だけど、お店に入っても私に奥の席に勧めてもくれないのよ」とゆう話を聞き、はじめて女性や目上の方を店内の奥の席を勧めるとゆうマナーを知りました。この年で。自分が女で年配でよかっっった、、と安堵です。いやアカン。
そんなマナー&シティにビビるあまり、買いました。今更乍ら、大人養成講座。同時に大人女養成講座と、「やってはいけない!社会人の100のタブー」も同時に。合計600円。ぶっくオフでした。失礼無礼気がつかず空気も読めない中年女の、旅はまだ続きます。ちなみにこちらでクリックして購入してもらっても私には一円も入りませんので。


画像は本文と全く関係なく冊子「メトロエイジ」に描かせてもらったカットです。

久々ログ印

お久しぶりです。
パスワードをなくしてしまい、久々にブログに入れました。
3ヶ月ぶりですかね。
そういえば、現実でもこの前、同じような事ありました。
大阪から東京に戻った夜に鍵を置いてきた事に気付きました。
ドアの前で。24時間SEIYUから食料背負って。
鍵。
大して守るもんもないのに、
自分も閉め出されてしまうような境界線が一杯です。

さあ、
この二ヶ月程、いろいろお知らせしたいこともあったのに、
適当に粒焼きですましてしまいました。遡って記していきましょう。さて。
ふむ。

んー。

探して参ります。
バタン。

2010年4月20日

高速卯月

高速で過ぎていく四月。
とりいそぎ、トピックだけ…。

●毛文字の本が展覧会初日に目出たく出版!
●オープニングで生毛文字と黒い料理。
●私いぬんこだけ、青空亭の東京支店?としてしばらく
 西荻に住まうことに。(夫婦は円満です)
●神戸の芸術大学で夫婦で非常勤講師を勤める事に。
●青空亭天満橋は、素敵なお店一杯の谷六に移転。
●毛文字展覧会大阪編、おかげさまでとても盛況で終了し感謝一杯。
●東京こけし会?の皆様とこけし祭見学。
●東京で数十年ぶりとゆう雪桜を見た。

また、、機会あれば詳しく書きたいけど…。

毛文字イベントについては、写真家の佐伯慎亮さんが
日記にかいてく れてました。
おもしろがって撮ってた時期にお見せしたら、凄く感動してくれて
「毛文字写真を撮り続けよう!」と思わせてくれた方です。

2010年4月3日

乗り移り人生相談


 元プレイボーイ誌編集長、島地勝彦氏が、かつての編集担当されていた、柴田錬三郎氏・今東光氏・開高健氏といった文豪達の魂が乗り移ったの如く、人生相談されています。上等な酒と煙草漂う中で、豪侠に励まされる言葉が一杯で面白かったです。今東光氏が、天台宗僧侶だったこともあり、「宗教に偏らない、仏教神道基督教が混合になった絵で」とゆう御発注でこんなんなりました…。信じる心に境界はありませんぬ。
 それにしても、今東光のエネルギー量とゆうのは、今では天文級の存在やなあと改めて思いました。なんとのう、歴史遡る程、人間一人一人の濃度みたいなものがもっと濃かった気します。その中でも、岡本太郎、坂本龍馬、織田信長、聖徳太子…?みたいな人は、ド級の存在感と影響力と仕事量を放ってたろうな、と。一瞬で多くの事が共有されていく現代で、濃度を保つのは中々難しいと思います。

2010年3月25日

シャキーンのアニメ


NHK教育シャキーン!のイラスト担当させてもらってもう3年目。先日は番組でライブイベントがありました。るるるの歌で大人気の番組音楽監督のサキタハヂメさんも 熱唱。ハヂメ君とは昔からの親友だけど、楽器なしで歌ってるの初めて見たかも。。キュートでした。あやめちゃんもほんま達者や。そして子供相手だけど本気のロックバンド、ザ・シャキーンズがデビューしてました。企画構成されてる倉本美津留さんがドえらい衣装で演奏したはりました。そいえば最初、軽く衣装考えてみてとゆうことで、描かしてもろたもののあまりに衣装感覚がなくって実現化不可能でボツってもた絵せっかくなのでUP。当時はゴミーズ(仮称)ゆうてました。捨てられたモノ達と植物の魂が叫んだはります。捨てられたモノ、注目されない、さえないモノ達…。
この番組は「目覚める!」をテーマに、エクササイズで楽しく目を覚ましつつ「いつもとは違うモノの見方」や「柔軟な発想力」なんかを伝えています。他にも番組がはじまる頃、プロデューサーさんとディレクターさんとお話してもろた事があります。
「ヒーローになれない大多数の子を励ましたい」「興味ないなって思っていることでも見方を変えると面白いんだなとか、何か自分が大切にできることをテレビで見つけてもらえれば…」とゆうような事をお聴きしました。さえない人生一直線の私なので、深く共感し、私もそんなん伝えられたらなあ!と思ってます。ブサイクでも変でも皆かわいいで!思て描いてます。
私ら夫婦も、気付くと一般常識からかなりズレた所に生きているようで、色々驚かれる事もあるのですが、そうゆう時旦那さんは「まあ、こんなんも有りで楽しく暮らしてけるんやぁ思ってもらえたら、気ぃ楽になってくれるよな」といいます。みんなそれぞれ一人ずつ1つずつ違う物語があって、こうやないとアカンってことはないねんと…。
そんなんで、四月から始まるシャキーン!番組内のアニメの絵描かしてもらう事になりました。私以外は一流の方だらけやし緊張しますが、頑張ります。初放送は4月1日。よかったら是非見て下さいませ〜。

2010年3月24日

毛文字本「home」編集中

 私の旦那さん、チャンキー松本は超チョーハツ的。
およそ十年間伸ばしたその髪は、いまや112センチ。夫は身長159センチのおチビなので、立つと膝の裏まで届きます。女性と間違われる事度々で、温泉では長髪を首にくるりと巻いて湯に入ってかなり驚かれるそうです。そらそやろ。『いつか身長を越すんじゃないの?』と、よく聞かれますが、見てるとその長さ以上は伸びてないように思います。そんな長髪は、普段はチョンマゲになり、次第に大きくなり白髪になり約十年、頭上に鎮座し続けております。
髪様?そういえば、チチ松村さんが「そのうちおばあちゃんが手を合わせるようになる」と書いてくれてました。

ふとしたきっかけから撮り溜めたけもじ写真。その「ふと」とは?
去年のある日、名古屋の素敵ユニットettのさゆりちゃんのお誕生日に、皆で画像メールを送ろう!てなことがありました。夜中夫婦で写真撮ってたら、途中でチャンさんが寝て動かなくなってしまい、しかたなくその長髪で「LOVEさゆり」と送ったのがはじまり。意外に好評で、すぐいい気になる私はそれから、チョコチョコ撮りためて友人に送っては、笑ってました。写真家の佐伯慎亮さんもその一人で、是非写真集をと勧めてくれました。

そしてまたその写真を、玉造のブックカフェバイエルさんで見ていたら、凄く面白がって下さって展示と本の出版をさせて頂けることになりました。有り難いです。
展示が決まってからは、猛烈に作り続け、撮り続け、合計千枚位88文字分位。

なんでもそうですが、同じ作業を繰り返すとだんだん違う物が観えてきます。文字を作り乍ら、よう寝るなあ〜白髪増えたなぁ、から始まって、そういえばこの長髪は10年間の夫の日々を見続けてたんやなあとか、10年前何してたかなあとか、そういえばその時拾ったチョロももう10歳、この部屋も10年位経つし畳も布団も破れとるし嫁入り家電も次々壊れてきよったなあそらオバハンなるわぁ…それにしてもこれからどないなるんやろう…とか…。

そうして写真に写りこむ、10年物の毛とボロボロになった家とすっかりデブった猫。
ようわからん夫婦のようわからん生活。
バイエルさんが、「何枚も見続けてると笑いを超えてなんだか切なくなってくる」とゆうてました。
写真素人の私が撮りまくった中から、そんな雰囲気を持つ写真をバイエルさんとチャンさんが選定してくれて、今まさに写真集を編集してくれ中。展示初日に間に合いますように…。

初日には、今から緊張ですが私の生毛文字撮影会と、おもしろ料理ユニット?でもあるゴゴモゴさんの「毛に良い黒い料理」も出して下さるそうです。どんなんや!

展覧会詳細ページはこちらです


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2010年3月13日

千原Jr.さんのTシャツ

 のろのろ運転初めたばかりの「引札屋オチャマンテ」なのですが、ポロポロお仕事頂いております。本当にありがとうございます。雑誌パピルスと千原Jr.さんのコラボ企画連載にて、Tシャツの図柄を請け賜りました。Jrさんのコラムに沿って、金ちゃんがアイデアを出し、私が絵を2案描いたんですが、デザイナーさんがそれを合体させて、さらに飛翔させる!とゆう思い切ったデザインにしてくれはりました。
しかし掲載誌ではあんまし写ってへんからちょっとJrさん嫌やったんかな…と思いきや、編集の方によるととてもウケて喜んでくれはって持って帰らはったそうです。ヨカッタ。
パピルス
 このお仕事では、金ちゃんに手渡す筈の原画を忘れ、急遽ホテルで缶詰になって描き降ろすとゆう初めての経験をしました。どこでも描けるって素敵やね!次はジャグジーとか付いてるホテルがいいな(一生無い)。

2010年3月1日

3月3日は33の日

 33のライブに向けて、われらヨメハンズも活動中。
 昨日は、美術版画の今泉版画工房さんで、ヨメハンズグッズをシルク印刷してまいりました。今泉さんは、シルクや銅版画など、いろんな美術家さんやイラストレーターさんでは中川学さんや上田バロンさん、mocchi mocchiさん等の作品を手がける大阪で有名な凄腕職人さん。対するヨメハンズは、約数十年前(…)美大時代にシルクスクリーンの授業でして以来のド素人。今泉さんのところで初心者講習体験会があると聞いて、ちゃっかり参加してきました。今春なんとパリで個展するとゆう弓削ナヲミ嬢と共に…。
 さあぁ、どっさり注文したTシャツやらを抱えて、お向かいに…。そうなんでごあす!なんとそんな凄い版画工房が我が家の向かいにあったんでございます。なのに私は昨年スーパーの買い物帰りに、どんなんしてくれはるんか聞いてみよ〜と扉を開けてしもうて、思いっきり作家さん達が制作中な雰囲気の中、場違いな近所のオバハン状態なのでした…。でも今泉さんや作家さん達の優しさに包まれ、昨年の名古屋中村座に五軒長屋職人として参加させてもらった時にも、どでかい壁紙も作ってもらいました。
 そして、講習会。張切って用意した図柄が3人とも大変だったらしく、結局朝から終電近くまで…しかもボンクラな私らを見兼ねて、匠の今泉さん自ら刷って下さり…。ああ、さすが、「つつましく♡あつかましく」のヨメハンズ…。
 と、いうわけで33のライブでは そんなTシャツが並びまっせ〜。
あ〜ら、またヨメハンズのことばっかりになっちゃったわ。
 旦那さん達33の事はコチラで。お料理ユニットGOMOさんのチラシ寿司付き!

2010年2月27日

コロヨシ!


装画描かせてもらった、三崎亜記さんの奇想小説『コロヨシ!』発売されてます。分厚いのに一気に読めておもろかったです!内容の如く、架空やけど歴史と重みとオモロみのあるように描きました。デザインは、ホンマお世話なってます鈴木成一デザイン室さんです。

2010年2月17日

いい本棚?

 引札屋オチャマンテでユニット組んでる相方さんの編集者の金ちゃんは、都築響一さんの『着倒れ方丈記』を編集した美人で出来る女です。今は都築さんの事務所で仕事したはります。都築さんなんて私にとっては、その昔本屋で『TOKYOSTYLE』見て衝撃受けて以来、その目線と行動と風格と愛情と執念と…出会う度に頭のどっかに日が当たるような、ムサムサ尊敬する御方です。私みたいなオバハンにも優しくしてくれて、御会いする度に有り難い気持ちになりますです。
そんな都築さんが最近、所蔵の膨大な蔵書が若い人に渡れば、とネット古本屋を始めはって、金ちゃんがその書店員を任され、私も書店員3号としてpop係?みたいなんになりました。宜しくお願い致します。
http://e-hondana.net/
事務所で本棚拝見させてもらいましたが、すすす凄かったです。泊まり込みで探したい程、珍本貴重本がワンサカでした。是非探索してみて下さい。でもああ、アレが売れませんように…。嘘。
(絵は、e本棚 引札用挿絵より)

2010年2月12日

「PAPER DOLL」展@六本木

きせかえの展覧会に参加させてもろてます。奈良のカナカナと大阪以外展覧会した事ないもんで、東京では初展示。今回は「引札屋オチャマンテ」として 編集者 金谷仁美とのユニットで参加。
「若いカップルが結婚し、老けて腹出て入れ歯や義眼、義肢になって…色々あったけど、やがて共に白髪になり高砂人形になる」とゆう壮大かつ、お目出度いアイデアを金ちゃんが出して、犬がそれを描きました。

皆さんの作品、それぞれ一枚ずつ味わい深く、世界観もしっかり構築されててさすがでした。グッズもおかせてもらえるとの事で、瓢箪笛を置いてもらいました。皆さん著作の絵本や画集置いてられる中、少々浮いてましたが…。そんな浮きぶりも含めて、お近くに来られることがあれば是非御覧くださいませ。

二枚だけの参加ですが、そんな機会もないので大阪からオープニングパーティに参加してきました。いつも誌面や広告で拝見してた方が一杯でしたが緊張しぃな為あんまし御話できず残念。。でも少女の頃初めてイラストレーターとゆう職業を知り、憧れた上田三根子先生と御話できて感激しました。寺田順三さんや福田利之先輩、イナキヨシコさんとゆう大阪出身の先輩も人気者なのにイナタイ私に、とても優しく気遣てくれてありがたかった。。

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「PAPER DOLL」展
2月9日〜21日まで、現代のイラストレーター24人が、昔懐かしい「紙きせかえ人形」を今に再現する「PAPER DOLL」展を開催します。素朴な形態と現代性の融合する企画です。

会期:2月9日(火)〜21日(日) 12:00〜19:00(日曜日は18:00まで) 15日(月)休
会場:GALLERY TOKYO BAMBOO
東京都六本木7-4-14_乃木坂スタジオ2F 03-3405-0556  tokyobamboo@biscuit.co.jp
http://bamboo.biscuit.co.jp/bamboo_new/exhbit/index.html
参加イラストレーター:赤崎チカ いとう瞳 イナキヨシコ いぬんこ(引札屋オチャマンテ) 上田三根子 北村ケンジ 小巻 斉藤美奈子ボツ フォード 霜田あゆ美 Shu-Thang Grafix 杉浦さやか 高田理香 タケイ・E・サカエ タケヤマ・ノリヤ タラジロウ tupera tupera 寺田順三 永野敬子 中村幸子 花くまゆうさく 平松昭子 福田利之 ほししんいち 渡部麻由美

2010年2月1日

尾道には何かある。

 チャンキーさんの展示とイベントで尾道に行ってきました。
大阪2回と金沢と今回で、もう4回目になる、「カレーとロックとトークのイベント〜スパイスの嵐」。通の間で、日本一美味しいとも噂されるカレー屋「カシミール」の後藤氏と、多岐にわたるモノ作りで世界的に活動するgraf家具職人の荒西氏、そこにアーティストチャンキー松本。

「まずやる事、好きなものをコピーしてでも。そしてそれをやり続ける事」「アマチュアならではの特権は失敗してもいいからホームランを狙える事」…今回も強烈なスパイスの香りと、道を極めてる人ならではの言葉と凄みのある演奏が、お寺とゆう場でカレーみたいに混ざりあってました。「何かを始めたくなりました」アンケートにもそう書かれてて、何よりいい感想だなと思いました。チャンさんはいつも、凄い二人がいるから俺はいらんかも…とかゆうけど、ああゆう場を作れるってのは凄いなあ、と思う。

 去年は「キリイシ」とゆう本の出版で、真ん中に切石とゆうトンでもない才能があり、それを地道にまとめて形にするとゆう作業を経験できたことで、たくさん学ぶことがありました。才能や作品もしくは強い想いやメッセージ、そうゆう類いのものは、強引にいえば産まれたての子のように、あの世を孕んだ異界の存在。だからこそ日常から浮き出た輝きを放つ。しかしそれを丁寧に取出し育てて世に差し出すには、日常の立ち位置と視点、そして地道で確実な時間作業を必要とするんやなあ。と。本作りを通してそれを経験できたことはありがたいと思う。
 今回のイベントを主催した音楽家のケイキさんと尾道の人々も、そうゆう仕事が出来る人達でした。準備から設営から仕込み本当に何から何まで、人の手と気持ちで作り上げてくれてました。

それにしても尾道は青春の街やなあ。いつもそう思う。瀬戸内の海と山と古い家々、その間を線路がカンカンと鳴って、学生の自転車が、買い食いしながら走り過ぎる。そうゆう、なんだか学生ドラマっぽいロケーションからも、そう思うんやけど、町の大きさも。観光地だけど、作り上げられすぎてないヌケのある町。そのヌケがあるからこそ、一瞬でその町の路地に迷い込める。汚れた野良猫や、歪みまくった古い家、狭い坂道を抜けて広がる海と風。

 会場であるお寺にメンバーの一人のおじいちゃんのお墓がありしかもイベントの日が命日だったとゆう凄い偶然から、想えばこのカレーのイベントが出来るのもケイキさんとアニメーション「スープ」てゆうイベントだったみたいなコジツケまで…今回の旅は不思議な縁や偶然やミラクルが一杯で、大林監督じゃないけど、確かに尾道には時間と空間を超える何かあるような気がします。いや、あります。そういえば、今回展示されたチャンさんの絵には、そうゆうヌケた時間と空間と作業する人が描かれてました。それも偶然でしょうか…。
いつの日か私も昔の絵描きさんみたいに、尾道にしばらく滞在して絵をいっぱい描ければなあ、なんて思ったりしています。

イベントに同行したアコーディオン楽団「リュクサンブール公園」が町を流している姿も、まるで尾道名物みたいにすっかり溶け込んでました。何気なく録った動画なのに映画のはじまりみたいになっててビックリ。でも最後に通り過ぎる車は…。

2010年1月25日

語られなかった言葉…。


イベントは100人位ご来場頂いて、物凄い濃厚な夜になりました。千円ぽっきりで。東京だったら500人位来るって広重さんがゆうたはりましたが。

華乃家ケイさん、bikkeさん、jojo広重さん、大友良英さん、山本精一さん、それぞれの歌、ホンマに素晴らし過ぎて何度も「じーん。」と泣いてまいました…。
内なる重力と念の強い人達が、ホンマに強い想い込めて歌とたらこうなるんや、とゆうのを思い知りました。じーん。

とにかく、みんなを結びつけてくれた縁の中に、切石は生きてる、とハッキリ思いました。そう、どんな時も場所も人にでも、全く動じない度胸と賢さと美貌を持った切石…。
しかし!その正反対の、我々編集部員の、ノミの心臓のヘッポコぶり………。
イベントまで、一杯一杯で、事前にトークで喋る内容を割り振ったのに、緊張で吹っ飛び……。

「切り絵に関してゆうと、大学では案外かわいい絵描いてたんです。で卒業後、当時話題だった毛生え薬の101とゆう商品の、電話受付のバイトを私も一緒にしてまして。今思うと下火だったのか、割と暇で。彼女は手元にあった鋏で、コピー用紙をチョキチョキしはじめ、それがみるみる上手くなった、とゆうのが切り絵アーチストとしてのはじまりだったと記憶してます。」

と、喋るつもりで握りしめていた原稿を、今ここに書いておきます。。
他の3人も同様、語れなくて、ごめーん…切石。
ああ、無念。。

(絵は、毎年描かせてもらってるオシャレ年賀状の図案。額の19て何?と聞かれたので、答えは一休。屏風の虎。)

2010年1月7日

キリイシ 出版記念イベント@京都shin-bi

 昨年私たちが編集した「切石智子著作集キリイシ」が、jojo広重さん他の方々にblogで紹介していただいたこともあって、売れ行きも好調だそうです。現在AMAZONも一時品切れになってます。(すぐ入荷します)
 月夜と少年さんでも取り扱っていただいてますが、こちらの紹介文を読むと彼女の確かな存在の軌跡が、現実世界へリンクし続いているんやなあ、と感慨深いです。
 編集を通じて、没後に初めて知る彼女のエピソードも、知人だったとゆう方々の顔ぶれも、とにかく凄過ぎ。その度に、マアあんな強烈なヤツはそないおらんわな…と思う、ほんまに稀有な女でした。そんな子と私みたいな地味な女が、同じ美大で仲良くなったのもなんかの運命やったんでしょうか?
 この本を出版するにあたっては、携わった人それぞれに、本当に様々に思うことがあり、もうアカンかも…と思うこともありましたが、ようやくカタチになった時の気持ちは不思議なものでした。切石が再生した。そんな気持ち。
 本とゆう物質的存在を得て、早速ブエノスまで飛んで、彼女が日本に紹介したフアナモリーナさんに逢いに行ったらしいです。添付された写真には「こんなフアナの笑顔は珍しいです。」とありました。
 なんやろ、まだまだなんか驚かされる気がしています。


 そして、今月末、その出版記念イベントが催されます。

京都のshin-biにて 1月23日 土曜日

『キリイシ』出版記念イベント
shin-bi

 19:00open 19:30start

 Adv./Door.1000円

 山本精一大友良英bikke 、JOJO広重(ほか、未定)

 ご予約はshin-biまで。

会場では、本の販売もあります。
会場のギャラリーでは、音楽家 大友良英さんの展示がされてます。
大友さんとも こないだ切石の御縁でお話させてもらって、出版をとても喜んでくれてました。よかったら、お越し下さいませ。

2010年1月6日

ヨメハンズ


 6年程休止していた、旦那さんのチャンキー松本と音楽家のオカノアキラ氏との、オヤジアイドル「33」が、昨夜再活動しました。

33歳ではじめたユニットも今年で43歳の二人。久しぶりの舞台とあって、のっけから前のめるし歌詞も間違いだらけで、嫁から見守る舞台はちょっとハラハラドキドキ。でも、ファン(とゆう名の友人)の皆様が手づくりで「おかえりなさい」と垂れ幕を持ってくれてたり、応援の旗を作ってお客さんに配ってくれてたり、風船飛ばしてくれたりと、熱い応援で支えられ一曲ずつ勘を取り戻し、昔と変わらない動きっぷりで、最後には大盛り上がりで終えることができました!

 チビでハゲでオッサンなのに、必死な姿に胸打たれなんだかちょっとカッコよく見えてくる…と評判の「33」。お客さんも、それぞれ大人とゆうか中年になって同窓会のようなシミジミ感があって楽しかったです。


 さて!それに伴い、それぞれの嫁である私とキャロの「ヨメハンズ」も再活動〜。

もとはといえば、夫の趣味の音楽活動がなんやかや出費もかさむ事から、家計援助の活動資金捻出としてはじまった、嫁のバンドグッズ制作販売。普通にTシャツから始まって、たまたま二人ともが美大卒だったのとオカンアートに目覚めたお年頃だった事もあり内職魂に火がついて、アイドル風ウチワやらブロマイドやマスコット、何故か数珠やお守りまでせっせと夜なべして作っては、ライブ会場でぼったくるとゆう、悪夢のような雑貨ユニットでした。
「つつましく、あつかましく」角隠して大事なとこ隠さず。
昨夜は福袋を33個では飽き足らず、43個内職し、最後は押し売りの如く売り尽くす鬼嫁…。お買い上げありがとうございます。
とりあえずフルCD制作代を稼ぎます。
33ともども、ヨメハンズのあったか手づくり雑貨も
宜しくお願い致します。